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創業昭和30年 雲丹製造元
壱岐水産
手仕事の、うに加工
壱岐水産のうにの加工は、すべて手作業です。
うにの美味しさを引き出し、ていねいな作業をかさね商品となります。
厳選した新鮮なうには、水切りと選別をおこない、その日のうちに塩加工をします。
この工程では余分な水分を抜き、うにそのものの甘みが引き立ちます。
塩加減は、それぞれの商品によって違いますが、作り手の感覚で更なる微調整を行います。
たとえば、うにの産卵期までの期間や、取った日の天候、潮の満ちひきの具合など。
「粒うに」の場合は、このあと必要最小限のアルコールを加え、寝かせます。
そうして生うにとは一味ちがう、芳醇な香りとコクがうまれます。
壱岐島の、うに漁
壱岐水産のムラサキウニは、壱岐島でとれる天然ものです。
玄界灘の荒波がおしよせる、豊かな磯(岩場の多い海岸)で育つ壱岐のうには、小粒ながら濃厚なあまさと旨みが特徴です。
漁期は、うにが産卵直前となる4月下旬からわずか2ヶ月ほど。
まだ水温が上がらない、春先からはじまります。
海女、潜水士が採ったうには、漁が終わるとすぐに身を取り出します。
ひとつひとつ手作業でうにを割り、長細いスプーンで身を掻き出します。
その後、きれいな海水で洗いながらお箸で不純物を取り除くと、
ここではじめて普段目にするうにの身の状態になります。
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